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2010.10.07 (Thu)

忍ぶれど 12(最終話)


【More・・・】




その日、琴子はそわそわして朝から落ち着きがなかった。
「落ち着いて下さいませ。」
女房たちがそんな琴子を笑う。
「で、でも…。」
そう言われても、緊張で琴子は倒れそうになっている。

―― とうとう今宵、直樹が琴子の元へ忍んでくるのである。

あれから直樹の行動は早かった。というより紀子の行動が早かった。
琴子と結婚したいと直樹が告げた時、両親は手を取って喜んでくれた。
「最初からそうなればいいと思ってたのよ!!」
特に紀子の喜びようは尋常ではなかった。これで琴子はずっと自分の娘でいられると思うと嬉しくてたまらない。

「色々ありましたので、落ち着いた頃を見計らって…。」
まだ琴子にも心の整理が必要であろうと思い、結婚の日取りについて直樹はそう言ったのだが紀子は、
「とんでもない!」
とその申し出を跳ねのけた。
「善は急げと申します!明日にでも!」
「明日!?」
それはいくらなんでも急過ぎるだろうと、重樹が意見した。
「姫の気持ちもあるだろうし…。」
そこで重樹と紀子はハッとした。
「そういえば、肝心の姫の気持ちは?」
「それなら大丈夫です。」
直樹は先程文を交わしたことを両親へ告げた。胸を撫で下ろす二人。

「でしたら、本当に急いで!」
だがそのことは紀子の心に火をつけてしまった。
「周囲からまた面倒な話が持ち込まれないうちに!」
あんなに可愛い姫なのだからまたどこかの公達が見初めるかもしれないと心配する紀子。
そして紀子はとうとう、重樹と直樹を説き伏せたのである。

それだけではなかった。
紀子は直樹に、暫く別邸で暮らすように命じた。
「なぜ!」
「同じ邸内ではせっかくの甘い雰囲気が出ないでしょう!」
紀子の言い分によると、別邸から三日間、琴子の元へ通った方がより一層結婚の雰囲気が出るというものだった。当然、直樹は反論する。
「時間が省けていいでしょう!」
「んまあ!なんて言い草かしら!」
暫く言い争っていた二人ではあったが、結局これも直樹が折れ、その日のうちに直樹は別邸へ強引に連れて行かれたのである。

と、これが直樹と琴子の結婚までの顛末であった。



「でも…妹と結婚だなんて、お兄様の評判を落としたりしないかしら?」
琴子にはそれが不安だった。
「妹とはいえ、義理のご兄妹でございますもの。」
女房達はそんなことは気にしなくてもよいと琴子を慰める。
「ほら、姫様のお好きな源氏物語だって、光源氏は養女の秋好中宮や玉鬘に心動かされたりしてますし。」
「でも…結婚はしてないわ。」
妹と結婚したことで何か悪い噂にでもなって、直樹の出世に響いたらと思うと不安でならない琴子。
「大丈夫でございます。直樹様はそのような噂、あの怖い目で跳ね付けられます。」
「ええ、ええ。そのような噂を立てるのは自分に実力がない人間でございますもの。」
女房達は琴子と直樹が結ばれることを我がことのように喜んでいた。

「と、姫様!?」
喜ぶ女房達の目が点になった。
「な、何をなさっておいでで!」
「え?」
女房達が驚くのも無理はない。琴子はなぜか…衣装を脱ぎ始めていた。
「何って…前もって脱いでおこうかと。」
琴子は肌着一枚になっていた。
「なぜです?」
「だって…お兄様に怒られるから。」
「だからなぜ?」
「“どうして前もって脱いでおかない。面倒じゃないか”とか怒られそうだもの…。こんな夜に“お前は先に準備するということを覚えておけ”とかお説教されたくないわ。」
つまり、琴子は直樹が自分の衣装を脱がせる手間を考え、前もって全部脱いでおくつもりだったのである。

「それはそれでまあ…。」
後の言葉が続かない女房達。それはそれできっと直樹は別の意味で喜ぶに違いない。が…。
「そこは直樹様に全てお任せでよろしいのですよ。」
「そうです。殿方はそういうことでお手を煩わせることを喜ばれるものですし。」
と、取りあえず琴子に衣装を着せ始めようとする。
「でも…。」
「とにかく、衣装を。」
そう言っているうちに、琴子が「クシャン」と可愛らしいくしゃみをした。
「ほら、お風邪を召します!」
「はあい…。」
大人しく琴子は衣装に再び袖を通し始めた。

「でも…本当にようございました。」
女房達が目頭を押さえる。
「最初、姫様がこちらにおいでになった時はどうなることかと…。」
「直樹様にいじめられて、熱まで出されて。」
言われて、琴子も当時のことを思い出していた。ひどい言葉を投げつけられたり、和歌集を叩きこまれたり、終いには熱まで出した。
「そのお二人が晴れてご夫婦になられるなんて…。」
「正直、帝のお后となられるより姫様にはお似合いでございます。」
そう言って、女房達はむせび泣く。
「みんな…ありがとう…。」
その様子を見ていた琴子の目にも、自然と涙が浮かんだ。
「これからもよろしくね?」
「勿論でございます!」
琴子の部屋は溢れんばかりの幸せに包まれていた。



綺麗に化粧をほどこされ、後は直樹の到着を待つのみとなった。
女房達は下がり、部屋には琴子一人。

「ど、どうしよう…。」
また不安に襲われる琴子。とりあえず、おかしな所はないかと鏡を見る。
「ああ…どうしてこんなにつまらない顔なのかしら?」
鏡に映った自分を見て、溜息をついてしまう。
「もっとあそこをこうしてもらえば…。」
と、顔を見ながら化粧の方法を呟き始める。



「何をしてるんだ、あいつは?」
到着した直樹は、そうっと琴子の部屋に入っていた。
几帳を捲ろうとした時、鏡に向かってブツブツと呟いている琴子を見て進めずにいた。
そのまま、暫く琴子の横顔を見つめる。

―― あの時より…。

明かりに照らされている琴子の横顔を見て直樹は思った。
最初に会った時よりも、裳着の時よりも、ずっとずっと琴子は美しくなっていた。
その美しい琴子が今夜からは自分一人のものになるのだと思うと、嬉しさがこみあげてくる。

「ああ…ああ…どうしよう…。」
相変わらず意味不明なことを呟き続ける琴子にそっと笑みを零し、直樹は几帳をめくった ――。


「お兄様!!」
「何をブツブツ言っているんだか。」
突然現れた直樹に驚いて、琴子は鏡を倒してしまった。
「相変わらずだな。」
呆れつつも直樹は鏡を直してやる。
「あ、あの…。」
いよいよその時がやって来たのだと思うと、琴子の震えは止まらなくなった。
「何だよ?」
何が不安になっているのかが分かっているくせに、直樹はわざと琴子を震えさせる。

「ごめんなさい!!」
突然、琴子は謝った。それは直樹の想定外であった。
「何が?」
「準備ができてなくて…。」
「準備?」
直樹は辺りを見回す。部屋はどこもおかしい所はない。

「衣装…脱いで待っていなかったから。」
琴子は本当に申し訳なさそうに呟いた。
「脱ぐ…。」
呆気にとられる直樹。
「お兄様のお手間を取らせないようにしておくべきだったんですよね…やっぱり…女房達が止めたからこうしてお待ちしてましたけど…。」
どうやら琴子は素っ裸で直樹を待っているべきだっと言っているらしい。
それはそれで嬉しい歓迎方法ではあるが…。

「裳着の時といい、どうしてお前はそう衣装を脱ぎたがるんだ?」
直樹は笑おうとした。が、あまりに琴子が真剣なので堪える。
その代わりに、そっと琴子を抱き寄せた。
「それは確かに準備万端だけど。」
直樹の体に、琴子の震えが伝わって来た。それを止めたくて、直樹は抱きしめる力を強くする。
「…今宵はまず、俺がその役目をしたいかな。」
そう。
今夜は自分の手で琴子から衣装を取りたい。
「本当ですか?」
「ああ。」
そんなことを心配しているのはいいが、琴子はその先のもっと大切なことをちゃんと理解しているのだろうか?

「怖い?」
まだ震えは止まらなかった。
「…少しだけ。」
正直に答える琴子。何をこれからするのかは分かっているが、それがどんなものかは分からない。
「大丈夫。俺が全て導くから。」
その言葉に琴子は顔を上げた。そこには優しく微笑んでいる直樹がいる。
「琴子は何も心配せず、全て俺に任せればいい…。」
そう言われ、琴子は少しの間、黙って直樹を見つめていた。
が、やがて、
「…はい。」
と、いつもの直樹の愛する笑顔がそこに浮かんだ。
そして震えも止まっていた。

直樹は傍の明かりを息を吹きかけて消した。
そして…琴子の体をそっと抱き上げ、寝所へと向った ――。



翌朝、先に目覚めたのは直樹だった。
腕の中では琴子がぐっすりと眠っている。その寝顔があまりに愛らしく、起こさぬよう直樹はその可愛い唇に口づけを落とす。

そしてそっと夜具を身につけ起き上がると、枕元には見覚えのある貝道具が置かれていた。

「それは…おまじないです。」
直樹は声がした方を見る。琴子が優しい顔で直樹を見つめていた。
「起こしたか。」
琴子は首を振った。
「少し前に目が覚めてました。」
その恥ずかしそうな口ぶりだと、直樹の口づけはしっかりと気が付いていたらしい。

やがて琴子も夜具を身につけ起き上がる。



「小さい頃、これを持っていれば愛する殿方とずっと一緒にいられるって、お父様とお母様が話して下さいました。」
「それは本当になった?」
直樹は琴子の顔を覗き込む。
「…はい。」
少し顔を赤くして、琴子は小さな声で答えた。

「手を入れてみて。」
直樹は貝桶を開け、その中に手を入れるよう琴子に促した。
「?」
何だろうと思いながら、琴子は言われた通りにする。直樹も自分の手を入れた。
「合図で貝を一枚出せよ。」
そして直樹の合図で、二人は同時に貝を取り出した。

「さて、合う貝が取り出せたか…?」
思いついた、たわいのない遊びである。
「あ…ぴったり!」
琴子から歓声が上がった。
二人の貝はぴったりと合わさった。

「すごい、すごい!ぴったり合うなんて!」
子供のようにはしゃぐ琴子。直樹から受け取り、何回も貝を合わせては喜んでいる。
その様子を見ながら、直樹は昨夜、直樹の腕の中で見せたあのドキリとさせられた表情の琴子はどこへ行ったのかと不思議に思う。
―― まあ…これからずっとあの表情を見られるわけだ。
どちらも直樹の愛する琴子であることは変わりない。


はしゃぎ続ける琴子を見ていると、直樹に昨夜の情熱が蘇る。
「あ…。」
後ろから抱きしめられ、琴子の手から貝が落ちた。
「お兄様…?」
「何だかこうしたくなって。」
忽ち、琴子の耳が真っ赤に染まった。どうやらまだ、こういうことには慣れていないらしい。
このままもう一度、琴子の体を倒したくなったのだが…かろうじてそれを直樹は止めた。
今夜も明日も、また琴子と夜を共にする。
楽しみはそれまで取っておくことにする。
その分、直樹は後ろからしっかりと琴子を抱きしめたのだった ――。



二人の新婚生活は順調そのものだった。
やがて、直樹から重樹と紀子へある申し出があった。
「別邸へ?」
直樹の申し出を聞き、驚く二人。
直樹は琴子を連れ、二人で別邸で暮らしたいと言い出したのである。

このままここで暮らすのも悪くはないが、段々と直樹に欲が出て来た。
二人きり水入らずで新婚生活を楽しみたくなったのである。
紀子は当然、猛反対をした。琴子を手離すことに耐えられなかったのである。
しかし、
「…二人で暮らした方が、孫の顔も早く見られるかも。」
という直樹の言葉が紀子の態度を軟化させた。
紀子は二人が結婚した翌日から「孫、孫」と連呼しているのである。

ずっと暮らすわけではない、落ち着いたら戻ってくると直樹は約束し、紀子は渋々ながらもそれを許可したのだった。


琴子もその話を聞いた時は驚いたが、
「二条院で二人で暮らしていた光源氏と紫の上のように自分たちも。」
という直樹の上手な理由に乗せられ、その話を了承した。

そして…別邸を整備しそこを二人の新居に構え、琴子の実家を新しい別邸としたのだった。


新居へ引っ越した日、直樹は自ら琴子を抱き上げて車から降ろした。
「まるで内親王さまのようです。」
クスッと笑う琴子。
「お前は紫の上だろ?」
「はい。お兄様は光源氏です。」
相変わらずの琴子を直樹はからかいたくなった。
「それじゃあ…これから浮気しないとな。」
「え?」
「光源氏といえば女好き。それで紫の上もどれだけ泣かされたか。」
途端に琴子の顔色が変わる。
「嘘!そんなの嫌です!」
じたばたとする琴子。直樹は落としそうになるのを懸命に堪える。
「お兄様はお兄様のままでいいです!」
泣きそうになっている琴子に、
「冗談を真に受けるなよ、ばあか。」
と直樹はその頬に軽く唇を落としたのだった。

―― 紫の上のように、泣かせるような真似は絶対しない。光源氏と違って自分は妻は一人しか持たない。

直樹はそう固く誓った。


こうして二人の新しい生活は始まった。

血がつながらないとはいえ、妹と結婚したということで直樹のことをとやかく言う人間もいるにはいた。
が、そのようなことに負ける直樹ではない。きちんと公務をこなし、堂々と振る舞っているうちに、いつの間にか直樹の結婚は周囲に認められた。



一方で、変わらないものもある。

「うわ!」
宮中から戻った直樹は、琴子の部屋に足を踏み入れ悲鳴を上げた。
「お帰りなさいませ、お兄様!」
そう言って手を突いて直樹を迎えた琴子の顔、手、衣装には…赤い染料が飛び散っていた。
「お前、今度は何を…!」
「染め物です。お兄様のお衣装を染めようとして…。」
「染め物には見えない。まるで血しぶきを浴びているかのようだ。」
すぐに着替えて来いと命じたが、琴子はまだもう少し続けたいと言い張る。

「着替えないと、俺がこの場で脱がせるぞ!!」
その言葉に琴子は真っ赤になって飛び上がり、女房たちを引き連れて着替えに急ぐ。

「ったく…あいつは。」
先日もまた香を調合し、すごい匂いを発生させた。女房達は「奥様が香を合わせられるときは鼻と口を布で覆う」と申し合わせている。
そして、直樹は扇を広げる。
「絵も一向に上達しないしな。」
そこには、下手な花の絵が描かれていた。

だが、どんなに下手でも直樹はその香を衣装にたきしめたし、扇もこうして肌身離さず持ち歩いている。


「お待たせしました、お兄様!」
着替え終わった琴子が飛んできた。
「お前はまったく…。」
直樹は布で琴子の顔をこすった。まだ染料が顔に付いていたのである。

そして直樹はかねてより気にかかっていることを口にした。
「俺の呼び方をそろそろ考えてくれ。」
染料が落ちたはずの琴子の顔が真っ赤になった。
「でも…。」
「いい加減、“お兄様”はおかしいだろ。夫婦なのに。」

結婚しても変わらないもの、琴子の不器用さと「お兄様」という呼び方である。

「やっぱり…お兄様が一番いいです。」
俯いて琴子は小さく答えた。
「しょうがない奴。」
そう言いながらも、直樹もこのまま「お兄様」と呼ばれたいと心のどこかでは願っている。

そのようなことを思いつつ、直樹は琴子の長く美しい髪を自分の手に巻きつける。
「お兄様?」
振り返る琴子。
「愛しているよ、琴子。」
巻きつけたその髪に、直樹は唇を落とす。
「…私も愛しています、お兄様。」
琴子がはにかんだ。
直樹はそれを聞き、そっと髪を手繰り寄せ琴子の体を引き寄せるのだった ――。









☆あとがき

あとがきとコメントのお返事は後ほど…!!

いつも申し訳ございません。

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Comment

★ありがとうございました。<(_ _)>

こんばんは、水玉さま。

今回も本当に素敵なお話ありがとうございました。
義理の兄弟でも、周りに認められ、本当に幸せな琴子をみていると、心がほんわかして、心が温まりました。
本当に水玉さまの書かれるお話はどれも最後はちゃんと読者の私たちの心を和ましてくれるお話で終わるのでとっても嬉しいです。

これからも、素敵なお話を書いて行って下さいね。

私はいつでも、水玉さまが、大好きです。
りきまる |  2010.10.07(木) 21:02 |  URL |  【コメント編集】

★お疲れ様です

やっと周囲にも認めてもらい、
義兄妹から夫婦になることが出来ましたね。

琴子は直樹と結婚してもまだ、「お義兄様」・・
と言うのが抜けないみたいですね…。

もうこのまま一生その言葉で続くのかしらね・・?


でも…これからも素敵なお話続けて書いて下さいね。


お疲れ様でした…。
ゆう |  2010.10.07(木) 22:34 |  URL |  【コメント編集】

★お疲れ様でした!!

今回も、甘~い甘~いラストでしたね!
とっても楽しませていただきました。
本当にありがとうございました。
そして、お疲れ様でした!!
いろいろご事情があった分、いつもより大変だったのではないかと思います。

別邸へ行ったほうが、結婚の雰囲気が出るなんて、紀子は相変わらずすさまじいですね(笑)
この時代から健在だったのですね!

それに、今回感動したのが、琴子の女房たち!!
我ことのように喜ぶ姿はもちろん、琴子が妹と結婚だなんて…って悩んだとき、直樹は、「気にせず怖い目や実力で跳ねのける!」という励まし様が、的を得ていて、しかもなんだか元気になりました!!
やっぱり琴子の人柄でステキな人がまわりに集まりますよね。

そして…直樹やさしいし甘いしで琴子に対する愛情があふれ出してましたね~♪
つい最近まで辛い恋をして歌を詠んでいたのが嘘のようです!
あんなに辛くて怒鳴りつけた「お兄様」が今はうれしいだなんて~(涙)
あ~結婚できてよかった~!!!

今回も、本当にありがとうございました♪♪♪
rinnn |  2010.10.07(木) 22:36 |  URL |  【コメント編集】

★良かった

携帯からコメントします

やっと夫婦になれたんですね。

おまじない効いたのかな?

これかも夫婦仲良くね
kobuta |  2010.10.07(木) 22:41 |  URL |  【コメント編集】

★初めてコメントさせていただきます。

いつもドキドキしながら、読ませていただいております。

初めてコメントさせていただきます。

忍ぶれど・・・本当に堪能させていただきました。

いつも以上に、直樹の不器用な優しさ、そして自覚した後の、琴子への冷たい言葉を投げかける時、
直樹が心の中で泣きたいほどに切なく琴子への愛を叫んでいる様子が書かれていて、
本当に胸が締め付けられるようでした。

最後はやはり、着物を脱いだほうが・・・と言ってみたり、自分を真っ赤に染めかけてしまったり、琴子のボケボケ振りと、それを愛しく思う直樹にうっとりです。

「しょうがない奴」この言葉に私は打ち抜かれました。
直樹はどんな甘い顔をして言ったのでしょうね。

ぴったり合わさった貝のように、誰も立ち入ることの出来ないお似合いの二人を書いてくださった
水玉様に感謝!!

本当にありがとうございました♪
yume |  2010.10.07(木) 23:38 |  URL |  【コメント編集】

★みんな幸せ♪

さすが紀子ママ。この迅速な行動、他をねじ伏せるパワー!!この方無くして琴子と直樹の幸せはありえません。結婚しても愛らしい琴子。直樹の目に映る琴子は日々可愛らしくなっていくんでしょうね。絶対浮気なんかしませんよ。琴子以上に可愛くて直樹を愛してくれる女の子はいませんもの。
祐樹'Sママ |  2010.10.08(金) 09:04 |  URL |  【コメント編集】

★変わらぬ二人

    こんにちは
 水玉さん お疲れさまでした。 ラストはなんか・・・何度も読み返してました。
 琴子の変わらぬ呼び名に ぶっ飛んだ行動の数々・・・直樹もあきれつつも、全てが愛おしく思って、琴子を 擁いてるんだろうなぁ。
 ママの行動の早さ・・・ナイス・・・。別邸・・・琴子の実家を整備しての新婚生活
 変わらぬ二人も見れて良かったです。
 ありがとうございました。
 
吉キチ |  2010.10.08(金) 13:53 |  URL |  【コメント編集】

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