日々草子 続・私の美しい貴婦人 2
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水玉

Author:水玉
『イタズラなkiss』のほかには『ゴルゴ13』が好きです☆
多数あるイタキスの二次小説の中で邪魔することなく、ひっそりとマイペースで我が道をゆきつつ生息しております。
そっと見守っていただけたら嬉しいです。

※当ブログに掲載されている文章及びイラストの無断転載・使用はご遠慮下さい。

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このブログについてのお願い

当ブログは、『イタズラなkiss』の二次創作をメインとしておりますが、時折管理人の趣味や日々の出来事についての記事も書いております。

原作者様や関係各位とは一切関係ありません。

二次創作については、いわゆる原作の隙間をぬった作品もありますが、主人公以外のキャラクターをメインとしたものや オリジナルキャラクターが出てくるものもございます。

そして、原作と違った時代(平安や明治やその他の時代を舞台にしております)、異なる設定(主人公を医者と看護師じゃない職業にしております)で書いてあるものが多いですが、原作を冒涜しているつもりは全くございません。

二次創作が苦手という方及び原作のイメージと合わないと思われる方はどうぞお引き取り下さいますようお願いいたします。

コメント及びメールなどでの苦情及び批判は公開、非公開を問わず、私へ告げることはご遠慮いただけますよう、お願い申し上げます。

このブログ及び掲載されている話が嫌いだと思われたら、黙ってあなた様の中から、このサイトの存在を消去していただけますよう、お願い申し上げます。

最新記事


「コトリーナ、家訓は覚えているべ?」
父が怖い顔のまま、コトリーナに問いかける。
「“色男、金と力はなかりけり”…。」
コトリーナは憮然として答える。
「何だ、その家訓は」とナオキヴィッチは驚く。
「なら…わしの言っている意味、分かるっぺ?」
「分かんないずら。」
コトリーナは頬をプゥッと膨らませた。

「こん男は、まさしくそのまんまだべ!金と力はどう見たってないずら!なして、それが分からん!」
「そんなことないずら!先生は、お金持ちだっぺ!…力はなさそうだども。」
「力だってそれなりにあるつもりだが」とナオキヴィッチは心の内で突っ込む。正直、突っこむことに疲れ始めていた。
「それに、力さなくとも、ここ、ここがいいだんべ!」
コトリーナは自分の頭を指で突きながら、反論する。
「先生は大学の有名な教授様ずら!そんな頭がいい人が結婚詐欺師なんか、あるわけないっぺ!」
「お前は…だから馬鹿だっぺ。」
コトリーナの反論に、父は溜息をついた。
「田舎から出てきた、何も知らん若い娘を騙すには、そういう…インテル?」
「インテリ?」
思わずナオキヴィッチは訂正した。父はギロリとナオキヴィッチを睨む。
「インテリの振りさ、すんのが一番いいって、詐欺師は分かってるずら。だからお前にもそんな大学教授なんて大ボラ吹いたっぺ!」
「本当にそうだって、さっきから言っているっぺ!」
食い下がるコトリーナを無視し、父はナオキヴィッチを見た。

「おい。エセ教授。」
突然自分に話を振られて、ナオキヴィッチは少し驚く。
「見たら分かったっぺ?こんとおり、うちには金はないずら。だから金目当てで、コトリーナに近づいても無駄だべさ。」
「金目的でコトリーナと結婚したいわけではありませんよ。」
やっと自分の気持ちを言う順番が回って来たかと、ナオキヴィッチは口を開いた。
「じゃあ…何が目的ずら?」
「何も目的なんて…。」
そう言いかけたナオキヴィッチの言葉を遮って、父は叫んだ。
「分かった!分かったずらよ!お前…さてはコトリーナの体が目的だっぺ?」

その瞬間、「この二人は紛う方なし親子だ」と、ナオキヴィッチは確認した。

「何を言うずらよ!先生がそんないやらしいこと考えるわけないっぺ!」
真っ赤になって叫ぶコトリーナ。
「いや、少し前まではお前も同じことをよく口にしてた」とまたもや心で突っ込むナオキヴィッチ。
「見れば分かるっぺ?こいつの体は…関東平野のように真っ平らで、なにも楽しめないずら!」
自分の胸の上で、「まっさら」というように両手を上下させる父。
「ちょっと!関東平野とはひどいずら!!」
そんな父の行動を、手を掴んでコトリーナはやめさせ、叫んだ。
「本当のことずら!お前の体なんて、関東平野の上にお灸がチョンチョンと2つ乗っているようなもんずら!」
「お灸って!関東平野の上に榛名山が2つくらいは乗っているずらよ!」
「はあ?何、見栄張っているっぺ?すんげえ良く言って、高尾山が2つずら!」
「榛名山!」
「高尾山!」
論点が完全にずれ始めた親子の言い争いに、ナオキヴィッチは溜息をついた。
「榛名山か高尾山か、はたまたお灸なのかは…後日確認させてもらうよ。」
そう思いながら、二人の言い争いを見つめる。

「とにかく!先生はとても優しい人ずら!」
コトリーナが言い争いに終止符を打ったらしい。
「どうだか!」
そして父は娘の言葉を信用しない。
「先生は…。」
何とかナオキヴィッチの良い点を言おうとするコトリーナ。
「先生は…そう!毎晩、あれをしてくれたずら!」
「あれ?」
思わず同時に聞き返す父とナオキヴィッチ。

「そう!…ピロートーク!」

コトリーナがやっと思い出したというように、満面の笑顔で言った。

「私が眠れないと言ったら、ピロートークしてくれたっぺ!」

「お前、何を…。」
完全に言葉を間違って覚えているコトリーナを、青ざめた表情で見るナオキヴィッチ。
「ぴ、ぴろおとおく…!?」
こちらも青ざめる父。
「違ったかな?」
「全然、違う!」
ナオキヴィッチが叫んだ。これでは父を誤解させる一方である。
「あ!そっか!間違えた!寝物語!寝物語だっぺ!」
どうやら眠れないコトリーナに、本を読み聞かせしたことを言っているらしい。
「ねものがたり…。」
青から白に変わった顔色でブルブル震え出す父。
「え?それも違ったずら?それなら、えーと…先生の辞書に載っていた…。」
「そんな辞書は持っていない!」
と、さすがにナオキヴィッチは口に出して突っ込んだ。
「あ、そっか、そっか!」
コトリーナがまた笑顔を浮かべた。

「夜伽!夜伽をしてくれたっぺ!」

ナオキヴィッチは、今すぐコトリーナの口をガムテープで塞ぎたくなった。

「おめえって男は…うちの娘に夜伽をさせていたずらか!?」
青から白、そしてまた赤に戻った顔色で、父は大激怒した。
「コトリーナ!お前もお前ずら!!まったく何てことを!まったく、母さんは、ちゃんと操だけは守り通したというのに!」
そして、父は叫んだ。

「出て行け!こんな詐欺師など、二度と顔は見たくないずら!!」






関東平野…関東地方の大半を占める、日本最大の平野。
榛名山 …群馬県中央部にある二重式火山。標高1449メートル。
高尾山 …東京都八王子市にある山。標高559メートル。



♪あとがき

我慢せず 書き出してみたら あら楽し

…方言は難しいけれど^^;
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コメント

ナオキヴィッチとコリーナだ!!

こんばんは、水玉さま。
早速の続編有難う御座います。
うれしいです、続きが読めるなんて。

ナオキヴィッチのヤキモチ健在ですね。男爵もいい加減ナオキヴィッチをからかうのやめればいいのにね。
余計な事を言うから、火傷に、お尻を痛めることになったんだから(笑)
コトリーナの父もかなりのなまりっぷりですね。
ナオキヴィッチは無事にコトリーナの父から結婚の許可をもらえるんでしょうか?
続きが気になります。とっても。

あら楽し あらあら楽し あら楽し

あ~。笑える~。
父娘の会話~。
腹が痛い~。
チョンチョンって何さあ~。
がははははは。
外国設定なのに関東平野、関東山岳名・・・。
くくくくくくくくっ。苦しい・・・。
また水さまの私の腹筋いじめが始まった~。
笑いすぎて苦しくてむせました。(笑)
進展ないのに笑えすぎ。
もう、上中下はやめた方が・・・。
このウケかただと、どこまでも続きそう。
数字に変えてください。
あ~。疲れた。(←笑いすぎ)

どうもです、お邪魔します^^

 お早うございます^^ 入試で十一月の頭まで来られそうにないので(そう、固く誓おうホトトギス。欲に負けないようにしようホトトギス)今のうちに栄養補給を(いそいそ)
 アナザーストーリーですか? 実は凄く嬉しいです。読みたかったので^ε^v

 力……重い資料を運ぶ時、とか?(じーっ)でも、ナオキヴィッチさんはインテリというイメージが強いです。
 詐欺師……いいかも(ぼそっ)詐欺師になったナオキヴィッチがコトリーナをはめようと近づくも、彼女の明るさに感動して足を洗い結婚……(二人が結婚する設定だけは譲れません!”笑
 よし、今すぐ詐欺師になれ、ナオキヴィッチさん!(蹴

 我が家の家訓……えーっと……食後はお茶をのめ? 晩御飯には肉を入れろ? 日曜日の午前中は掃除をしろ? 休日の午後には街へいけ? テレビを見ているときは話しかけるな? 朝はご飯にしろ? 食べたあとは三十秒以内にかたずけろ? ……きっと、これ、家訓じゃない(汗
 あ、でも、これは我が家のルールです(照)水玉さんの家は?

 ウェスト男爵、お疲れ様です^^ ちなみにウェスト男爵がバージンロードを歩くくらいなら、私が歩く(蹴)あ、連れ去ったりはしませんよ?
 だって、あの人を敵に回したら怖いですもの(黒笑)
 それに私は、ナオキヴィッチさんの嫉妬シーンを見るのも大好きですけど、それ以上にコトリーナさんと並んでいる姿が好きなんです(笑)
 だから、お父さん。バージンロードを歩いてくれ(親指ぐっ)

 ご馳走様でした^^ 美味しかったです。にゅーん……パンていろんな種類がありますよね? 田舎で作られた焼き立てちょっとこげ茶色のまるーいパンを食べたような感じです(名前が思い出せない)
 次は……九日に来ます。ええ、もしも美味しいにおいにつられてきていたら「帰れ!」と言って下さいね?(蹴)遠慮なく。暢気猫はドMなので(笑)

上の下って・・・・・

上中下の使い方が無理じゃね??(笑)
もう、素直に数字にしなさい、数字に!楽しくて仕方ないなら、絶対数字で行けるだけ続くから!(笑)
ピロートークに寝物語に夜伽。いや~、やってくれるね、コトリーナ。
ちなみに、関東平野にお灸が二つ・・・は、むしろかなりいやらしい体だと思うが?ロ〇コンに狙われちゃうよ。まぁ、だからこそアニメ部に受けがよかったんだろうけどね、琴子(笑)
原作で、青筋立てて怒り狂ってる入江くんの姿が克明に思い出されました。もちろん、隣で無邪気に笑っている琴子とセットで。
誤解、解くの大変そうだね・・・。

ところで、エフ村には原作で琴子を熱愛していたあの方はおいでなのかしら?彼の方言からすると、出身地違う気もするけど。

数字にします…

コメントありがとうございます。

りきまるさん
ありがとうございます♪
この話、殆ど方言だらけ…^^;しかも適当に作ってるし(笑)そこが一番難しいですが、会話をちょっと楽しくしたいので頑張ります。
我らが男爵は、そのうち全身打撲で入院しそうな勢いですが(笑)
内容がないよう…な話ですが、楽しんでいただけると嬉しいです♪

KEIKOさん
だって~地理苦手なんですもん(笑)だって~関東在住ですし(笑)
でもどちらの山も行ったこと、実はないんですよね…^^;
うーん、やはりあきらめて数字にするか…(笑)最初は上下で終わらせる予定だったんだけど、書いてみたら「うそー!」ってなってしまったんです(笑)

暢気猫さん
分かりました!9日においでになるのを心よりお待ち申し上げております♪
入試、頑張って下さいね♪
うちのルール…
・味噌汁にかぶは入れない←私が嫌い
・席を立つときは、手ぶらで立たない←食器とか下げる
・床や畳など、下に物は置かない←散らかるのが嫌な母
・冷蔵庫にはヨーグルトをストック←弟が好き
・フルーツも常備してほしい←父が好き

そんな所…(笑)ルールじゃないし(笑)
暢気猫さんは朝はご飯派なんですね。私はパン派です。
そして、私の同じですよ♪二人が並んでいる姿が好きなんです♪…でもコトリーナを小脇に抱えて逃げる男爵もちょっと見てみたいかな(笑)

アリエルさん
だって上中下で終わると思ったんだもーん(ぶぅぶぅ)
だから意地でも上中下(この後中、中の下、下…とする予定だったけど)
次回から数字にするよ…(笑)
エフ村、勿論登場するわよ!そうじゃないと、エフ村にした意味がない(笑)

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