日々草子 大蛇森の悪夢
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Author:水玉
『イタズラなkiss』のほかには『ゴルゴ13』が好きです☆
多数あるイタキスの二次小説の中で邪魔することなく、ひっそりとマイペースで我が道をゆきつつ生息しております。
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当ブログは、『イタズラなkiss』の二次創作をメインとしておりますが、時折管理人の趣味や日々の出来事についての記事も書いております。

原作者様や関係各位とは一切関係ありません。

二次創作については、いわゆる原作の隙間をぬった作品もありますが、主人公以外のキャラクターをメインとしたものや オリジナルキャラクターが出てくるものもございます。

そして、原作と違った時代(平安や明治やその他の時代を舞台にしております)、異なる設定(主人公を医者と看護師じゃない職業にしております)で書いてあるものが多いですが、原作を冒涜しているつもりは全くございません。

二次創作が苦手という方及び原作のイメージと合わないと思われる方はどうぞお引き取り下さいますようお願いいたします。

コメント及びメールなどでの苦情及び批判は公開、非公開を問わず、私へ告げることはご遠慮いただけますよう、お願い申し上げます。

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大蛇森の悪夢

ふう…。
テニスも大分上達したかな?
このテニスクラブへ通い始めて早半年…。
夢に見る入江先生とのダブルスも、そろそろ実現できるだろうか…。

ピクピク…。
あ、モミアゲレーダーが反応した!
もしかして、もしかして、入江先生が…。
僕は周囲を見回す。
あ、あれは…

チーンチークリーン…!

何であいつがここに!?
ここはセレブ御用達のテニスクラブだというのに…。
最近、モミアゲレーダーが誤反応を起こすんだよな。
ったく、役立たず!ちょん切るぞ!

…ん?チンチクリンと一緒にいるのは、誰だ?
男みたいだけど、先生ではない…。
…も・し・か・し・て・浮気?
これは見逃せませんねえ!フフフフフ…。

「須藤さんも大変ですね。セールスマンのお給料だけじゃやっていけなくて、バイトですか?」
あたしは須藤さんに呼び出されて、なぜかテニスクラブにいる。
入江くんは…何かを感じたらしく早々に逃げ出しちゃった。
もう!あたしが須藤さんに何かされるとか、考えてないのかなあ。

「このご時勢、車はなかなか売れないしな。ま、俺の華麗なるテニス歴を買われて、この名門クラブに臨時コーチとして雇われたってわけよ。」
「だからって、何であたしが須藤さんにコーチされるんですか?」
「だって、お前の家、金持ちだから。お前が上達すれば、お前の家族も俺を信じて入会してくれるかもしれないじゃん?そうすれば、俺の給料もさ。」
「別に須藤さんに教えてもらわなくても、入江くんに教わった方がずっといいし。」
あたしは口を尖らせながら、須藤さんの相手をする。
せっかくの休日…入江くんと重なったのに。
「まあ、まあ。お前もこっそり上達すれば、入江も見直してくれるかもよ?」
「…絶対ない。」

…ん?何か寒気がする。
…ネチネチとした視線。
あたしはキョロキョロと見回した。
…何もないか。やだなあ、あたしったら。すっかり敏感になっちゃって。
入江くんと一緒に入るとこうなっちゃうのよね。ライバルたちの視線から入江くんを守るために。

…誰、あれ?
何だか親しそうにしてるけど。
しかし髭なんか生やして胡散臭いコーチだな。この名門クラブがなぜ、あんな不気味な人間を雇ったんだか。
ま、チンチクリンとはお似合いだけど。
あ、カメラ…しまった、携帯の撮影は禁止か。
チェッ!せっかくチンチクリンの浮気の証拠を押さえたと思ったのに。

…あーあ。疲れた。
昨日は結局、チンチクリンの浮気を見ているだけで終わってしまった。
しかし、あの髭…ラケットを手にすると人が変わったように変貌したな。
やっぱりチンチクリンの知り合いには、まともな人間がいない。
早く入江先生を救出しないと、危ないな、うん。

おや?
あそこに立っているスーツ姿の男…昨日のチンチクリンの浮気相手じゃないか。
病院の出入りの業者だったのか…。
チンチクリンも病院で堂々と浮気相手をこさえるなんて、図々しいにも程があるな。

「あ、この病院の先生でいらっしゃいますよね?」
浮気相手の前を通り過ぎようとした時、髭男が僕を呼び止めた。
「はい。」
「だ、大蛇森先生ですか?」
髭男が僕のネームプレートを見て訊ねる。
「そうですが?」
「はじめまして。私、こういう者でして…。」
わざわざ僕に自己紹介するなんて、律儀な浮気相手だ。
ん?トヨカ自動車…須藤?
「須藤さん?」
「はい。トヨカ自動車の須藤と申します。いかがでしょう?先生。新車などは?」
チンチクリン、車のセールスマンと浮気か。
「いや、今は…。」
さっさとチンチクリンの方へ行けばいいのに。
「…そうですか。実はこの病院に大学の後輩が勤めていまして、その縁でこちらにお邪魔させて頂いているのですが…。」
セールスマンは溜息をついた。
「後輩?」
「ええ。入江って医者なんですけどね。」
「入江!?」
「あ、ご存知ですか?」
ご存知もご存知だよ!
こいつ、入江先生の先輩なのか!

…しかし、チンチクリンといい、こいつといい間抜け面だな。
間抜けに言い寄られる運命なのか、入江先生?
「仲が良かったの?」
僕はセールスマンに訊ねた。
「は?」
「いや、あなたと入江先生。」
「ええ。同じテニス部でしたから。ま、こう言っては何ですが、入江から“先輩、先輩”とよく慕われたもんですよ。ガハハハ」
へえ。こんなうだつの上がらない男を入江先生がねえ。
「ていうことは…入江先生の思い出とかも…?」
「ええ…まあ。」
僕は少し考えて、セールスマンに話をした。
「最近、車買おうかと思ってたんだよ。ま、僕にふさわしい、最高級車をね。」
「本当ですか!?それなら、こちらを…。」
「…入江先生の何かいい話を教えてくれるなら。」
セールスマンは一瞬、目をパチクリさせたが、すぐに笑顔を浮かべて答えた。
「…とっておきのお話がありますよ。」

ああ、長時間の手術は疲れる。
ったく、昨日は須藤さんが現れて琴子を連れ去っていくし…。
面白くねえな。
と、思ってたら、あそこにいるの、須藤さんじゃねえか?
「須藤さん、懲りずにうちの病院でセールスですか?」
俺は須藤さんに話しかけてやった。
「あ…い、入江…。」
何だ、あのうろたえ様は…?
「お、俺は別に、お前を売った訳では…。」
そう言い残すと、須藤さんは逃げるように走っていった。
「売る…相変わらず訳の分からない人だな。」
ったく、大学時代と全く変わっていない。だから未だに営業成績最下位なんだ。

「もしもし…あ、兄じゃなかった姉さん?僕だけど…。あのさ、姉さんは昔、男だったじゃないか?え?昔から女だって?そこはいいんだけど…あのさ、昔女だった人が男になるってこと、ある?え?それは僕の方が詳しいだろうって?いや、僕は脳外科だから…うん。そっちはよく分からないから。だから…そういうことってあるのかな?あるだろうって…そう。え?誰のことだって?い、いや…一般論だよ、一般論。大人になった今、どこから見ても男性で、名前も男性な場合でも、昔女性だったってこと、あるのかな…。いや、そりゃそんなことで差別するつもりはないよ?でもさ…ちょっとショックで…。」

…僕はその夜、久々に兄(今は姉)に電話をした。
きっと悪い夢を見ているんだろう。うん。そうだ…。

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☆あとがき
あっちが終わり、あしたのジョー状態です(笑)
…調子、いまひとつで、ブラックすぎ?ごめんなさいm(__)m
悪夢なので、きっと次回大蛇森は全て忘れています(笑)
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コメント

No title

吹きました^^→『悪夢は忘れる大蛇森君』

久し振りの大蛇森シリーズが読めてテンションあがりました♪
やっぱりいい!面白すぎ^^(水ちゃんの作品はどれもこれも
お気に入りなんだけども)

須藤先輩に振り回される琴子が可愛いわ♪
そして須藤先輩に話かてやる直樹がまた目に浮かぶほど
リアルーーー♪

あ、瞳さんのテニスウエア姿までリアルに想像してしまい
これから就寝さあや!夢にでてきそう^^;


ショック!?

水玉さん、おはようございます。花粉症と悪戦苦闘中の中の更新ありがとうございます。大蛇森先生がテニスそれも直樹とプレーしたいから。そこには琴子が。なぜか必ず琴子がいますね。直樹を偶然とはいえ守る本能があるのでしょうか。須藤先輩を見て、浮気相手と勘違い(^^)。直樹の先輩とわかり車購入の条件で直樹の秘密を聞かされ茫然自失状態ですね。お腹抱えて一人パソコンに向かっています。また、大蛇森先生よろしくお願いします。

No title

須藤さん,よりによってそのネタを!?
まぁ,確かにとっておきではありますけど・・・

コメントありがとうございます

こんなブラックな話にコメントありがとうございます(涙)

さあやさん
大蛇森のテニスウェア…勿論、ショートパンツで!
悪夢はすぐに忘れるから、彼は!

tiemさん
勿論、入江くんと一緒にプレイしたいからテニスのレッスンに励んでいるんです(笑)
いつかできるといいですねって…私が言うことなのかどうか(笑)

はぎさん
そこがブラックすぎたかなあと反省しているんです…(^_^;)
うーん、やっぱりやり過ぎましたよね…。

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