日々草子 『あさきゆめみし』

『あさきゆめみし』

と、いうわけで『あさきゆめみし』。

これ何がすごいって、あれだけの数の女性をよく描き分けているなと!
現代物と違って、平安時代はみんな髪型同じなんですよね。
黒いし…長いし…
でも、大和さんは髪型を微妙に変えて、顔もちゃんと一人一人描き分けておいでで…。
そこが一番すごいと思います!

あと、着物の柄!
これは調べたわけではありませんが、絶対同じ柄とかないですよね?
もう本当にすごいとしか言いようがないです。

この本、原作にはない、桐壺帝と桐壺の更衣のラブストーリーが素敵です。
(何で、桐壺帝は、晩年、あんなにしわくちゃになってしまったのか…こんなに若いころは素敵だったのに(笑))

あと、光源氏も青年期と、壮年期できちんと顔が違う。
皺や髭を書いたわけでもないのに…そこも感嘆!

このマンガがどれだけ私の勉強に役立ったか…。

大学入試の時、紫の上が亡くなる場面が出題されたんです。
問題文を読んだ瞬間、
「あ!これは『あさきゆめみし』10巻の真ん中より先のところ!」
と思い、もう試験を忘れ、一瞬浸ってしまったことも…笑

それくらい読み込みました。

あと、このマンガで助かったこと…。
源氏物語って、男性の場合、出世すると名前が変わってくるでしょう?
頭の中将→権中納言→内大臣→太政大臣みたいに。

これ、お子様向け源氏物語じゃ、全然わからなくて。

特に弘徽殿女御は困りました。
「絵合」で、「冷泉帝は、弘徽殿女御と仲睦まじく…」と書かれていたのを読んだとき、
「え?あのおばちゃんと仲よくなったの?心変わりしたのか、あのおばちゃん」
と思ったほど(笑)

でもこのマンガ読んで、謎がすっかり解けました(笑)

ところで、昔源氏物語の評論本みたいなものを読んだことがあるんです。
源氏物語に出てくる女性一人一人を考察する本で。

その本で六条御息所について、
「六条御息所は、大人の絶大な人気を誇る登場人物で…」
と、書かれていました。

当時、まだ大人ではなかった私は、
「うそ!そうなの?じゃ、大人になったらわかるのかな?」
と思ったものです。

…大人になった今。
…分かりません(笑)。
やっぱりこの人、怖いイメージしかないです。
死後もいろいろとしでかすんですよ?

読んでいて、「あんた、まだうろついていたんかい?」と思ったことも…笑

ちなみに、私が一番好きな女性は、朧月夜です^^

『あさきゆめみし』での初登場のシーンが好きだということもありますが、最終的には自分で自分の道を決める所が、この時代の女性にしては清々しく、カッコよく映ります。
だって、これから出世間違いなしのイケメンより、これから隠居(笑)する平凡な男性を選ぶんですよ?(笑)
その決断が好きです。
光源氏を最後は見限ったことになるのかな…(ちょっと違うか)
光源氏になびかなかった女性は、空蝉とか槿の君とかいますけど、朧月夜がいいですね^^

紫の上は…何か晩年可哀そうで。
あんなに耐えたり尽くしたりしたのに、正式な妻じゃないからって…涙
一番愛されたことは間違いないんだろうけど、なら何で正式にお披露目してやらなかったのと言いたい。
でも父親の脇腹の娘だし、後ろ盾がなかったから、できなかったんだろうなあ…。
身分って残酷ですね。

大和和紀さんだけに、時折ちゃんとギャグも(笑)
源内侍とか、近江の君のところは笑えますね。そこもさすが!って思います。

ちなみに、このマンガは今でも手元に全巻揃っています。
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comment

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いとこにもらった漫画の中にあさきゆめみしがあり、それこそ全巻読んで、今でも実家にあります。
1冊に2時間以上かかるという、読むととんでもなく疲れる本です。
古文の成績がめちゃくちゃ悪かった私が、テストが源氏物語のときだけやたら成績よかったり(笑)
原文は分からないんだけど、内容とセリフが分かるから現代語訳が書けるんです。
センターが源氏物語だったらよかったのに。

私も朧月夜の君が好きです!空蝉の君と夕顔も好きです。あと明石の君もわりかし好き。
ちなみに一番好かんのは源氏の君です。

源氏物語のアニメが始まるようですが、我が居住地でも映るみたいで、ラッキーです。
といっても、あとちょっとしか居れない(予定)んですが・・・。

あさきゆめみし!!
私も大好きです☆
昨年別冊宝島からでたムックを買いました。
古本屋さんで見かけたら、ぜひGETしてください。お、面白いです。
色々数えたコーナーがあって‥
「男が御簾をあげて踏み込んだ回数‥」とか数えてあって、
私的には大笑いしてしまいました。

あさきゆめみし‥。
いつか子どもにかこつけて、大型版で揃えたいと思っております!



あら、あたし結構好きよ、六条様(笑)
色っぽいじゃないっすか!ま、確かに怖いけど。
でも、怖いより切なく感じるなぁ、アタシには。
プライドが邪魔して、正直な恋ができない・・・辛くて苦しくてたまらなかっただろうなぁ、と思っちゃう。
同情なのかな?これって。
アタシも似たようなところあるかもしれない(苦笑)

朧ちゃんはあたしも好き。大和さんの普段のオリジナル女性キャラに一番近いキャラだと思う。

「あさき~」で源氏覚えた人って「べるばら」でフランス革命史覚えた人とどっちが多いのだろう???(笑)

きましたね!!とうとう・・・・σ(`ε´) も語っちゃお♪

あたしは、あの終りが好きだなぁ「いろは歌」を使ったところ。
「いろはにほへと ちりぬるを  わかよたれそ つねならむ  うゐのおくやま けふこえて  あさきゆめみし ゑひもせす」
『色は匂へど散りぬるを  我が世たれと常ならむ  有為の奥山今日越えて  浅き夢見し酔いもせず』
【薫り高く美しく咲いている花もいつかは散ってしまう・・
今この世に生きている私たちだっていつかは同じ道をたどる・・・
この迷いの山を乗り越えれば、 浅い夢に浮かされることもなく、安らかになる・・・・】だっけ?
かなり、めちゃくちゃな解釈だけど、(忘れた┗(;´Д‘)┛だって高校のときだし源氏物語の勉強で必死に夢中に読んだのは。実家で読み返そうと思ってた正月なぜかこの漫画行方知れずに・・・)

が、このエンディングはずーーっと印象に残ってるの。
にべもなく、昔の人は奥深いことを簡潔に表してるなぁって感心。MIXIで同じことを語った気がするけど、ん?いや、実際に語ったが、ここでもお披露目?したくなった。

でも、σ(`ε´) は花の盛りのうちに(えっ!もう散ってるとか突っ込まないでね)浅い夢でいいから浮かされてみたいものだよ。

アリエルさん、σ(`ε´) はベル薔薇でフランス革命も修得?しましたよーーといっても、今となっては号泣して、目を腫らして学校に行った事くらいしか覚えてないけど┗(;´Д‘)┛

ヒロイヴさんアリエルさんのコメントに乗っちゃいます。

もちろん、フランス革命はベルサイユのばらで、ロシアの革命はオルフェウスの窓で。古代オリエントは天は赤い河のほとりで、飛鳥、奈良時代は天井の虹で‥。


もちろん源氏物語はあさきゆめみしで☆

聖徳太子は日出処の天子で、ナポレオンはエロイカで。エカテリーナ2世も女帝エカテリーナで。

漫画でいろいろなことを学びました☆

すきです。

こんばんは、「あさきゆめみし」好きです。古典は苦手でいつもお昼ねタイムと決めてたのに、この本で。源氏の何たるかを教えてもらったと思います。描写が細かく皆様お綺麗でため息ものです。私は(六条御息所)が好きです狂おしいまでの情念と、危うさはかなさこんな風に人を恋してみたい.  

コメントありがとうございます

コメントありがとうございます。

はぎさん
え?
源氏が嫌いって…主人公じゃないですか(笑)
ま、分からないでもないですけどww
源氏物語のアニメって、最初はあさきゆめみしの予定だったんですよね…見たかったなあ。

えまさん
えまさんが読んだ本、ほとんど読んでる自分がいるんですが…笑
『オルフェイスの窓』と『エロイカ』は読んでないけど。
『天は赤い河のほとり』は、今までエジプトに全く興味がなかったのに面白かったなあ~♪

アリエルさん
あ~そういう見方もあるのかあ…
でも殺したらアカンよ(笑)
アンタ、エエ年なんやから、ほどほどにしとったらええのにとか思っちゃう私はまだお子様なのかしら(笑)
葵祭りの車の事件は、左大臣家に責任があるんだけどね。
六条より嫌いなのは、女三の宮なんだけどね、実は。

ヒロイブさん
まだまだ花盛りだよ!
あのエンディング、確かに良かったよね。うんうん。
『雲隠』という雰囲気がいかにも出てて。
あと、藤壺が亡くなった時に、源氏が桜の木にもたれて泣く場面も綺麗で結構好きかも。

Eikoさん
これで古典好きになった人って結構いると思います。
でも悲しいことに、授業でやる場面って若紫だった…。
というより、随筆ばっかりやってたから…涙
でも試験で役に立ったからOKです(笑)

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水玉

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『イタズラなkiss』のほかには『ゴルゴ13』が好きです☆
多数あるイタキスの二次小説の中で邪魔することなく、ひっそりとマイペースで我が道をゆきつつ生息しております。
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