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2011.03.30 (Wed)

本も一応読んでます

ブログの紹介に「本の感想を…」と書いてあるので、たまには(笑)。


【More・・・】





年末に再放送されたアニメで一気にはまってしまいました。
とにかく文字が多い!!
だから一冊を読み終えることに時間がかかる!!
しかし読み応えは十分です。

漫画家をめざすサイコー(真城最高)とシュージン(高木秋人)の物語です。
読み終えた後、「こんなに一生懸命になったこと、あったかなあ」と自分の今までを振り返ってしまいました。
人間、好きなこと、やりたいことにここまで一生懸命になれるのかと思います。
何かに真剣に打ちこみたくなる、自分が今一生懸命やらねばいけないことがあったら、それをやろう!という気にさせてくれます。

主人公たちの友情もさることながら、編集者がいかに漫画家のために尽力しているかということも胸を熱くさせてくれます。



チョン・ウングォル
新書館
発売日:2011-01-25

朝鮮王朝、正祖の時代。
教育機関である成均館に入学したのは弟の名前を借りた女性でした。体の弱い弟、そして貧しい家のために!
男装の女性とその仲間たちとの恋や青春物語といったところでしょうか。
これを原作とした韓国ドラマがあることは知っていたのですが、原作の方が面白そうだったので。
ドラマはかなりストーリーが違うみたいですね。

身分や派閥では試験すら受けることができなかったとは。
なんだか江戸時代の日本の方がその点は柔軟だったんだなあと思います。
女性であることをひた隠しに勉強に励む上巻、女性であることがばれてしまった下巻との違いがかなり大きい(笑)
好きな相手にばれ、両想いになった後はもう…勝手にやってくれ!!って感じでした。

でも面白かったです!



塚本 青史
日本経済新聞出版社
発売日:2011-01-26

日本史の教科書でこの名前を見た記憶のある方もいらっしゃるのでは?
聖徳太子が「日出づる処の天子より日沈む処の天子へ…」という手紙を送った相手、隋の第二代皇帝の物語です。

いや…聖徳太子、こんな怖い人にそんな喧嘩売るような手紙を送ったんかい!!と叫びたくなる皇帝。
知らないというのはすごいものだなあとつくづく思いました。

美しく聡明(しかし幼少時よりその冷酷さはあった)な少年が兄、父を殺して帝位につきます。
残虐な皇帝と伝えられていますが、残虐というより腹黒い印象を受けました。
それにしても、隋という国がすぐに滅んだことにびっくり。
「名前は聞いたことがあるけれど…」というような歴史上の人物を知ることができる、それがなんといっても歴史小説の醍醐味ではないかなと思います。
上下巻に分かれていますが一気に読むことができました。物語としては物足りなさがありましたが…。



懐かしさを感じました(笑)
その昔読んだ赤川次郎を思い出します。
刑事である令嬢が持ち込んだ事件を、執事が(バカにしながら)謎を解明する短編集です。

こういう話のお嬢様はかなりの世間知らずか、腹が立つくらいの高慢ちきが多いかと思うのですが、この物語のお嬢様は勘違いお坊ちゃん上司に困らせられ、家に帰れば毒舌執事にやられて…結構な苦労人かも。

執事も機械人間みたいなタイプなのかと最初は思っていたのですが、結構感情を表に出すし。


とにかく読みやすい、夜にフトンの中で読むにはぴったりだと思います。



離婚をしたいばかりに、フランス王が不貞疑惑をでっちあげて王妃と離婚しようと裁判を起こします。
圧倒的に不利な王妃の弁護に立ちあがったのが、理由あって田舎に引っ込んでいた、かつてはパリ大学法学部にこの人ありと言われた中年弁護士だった…。

裁判に関わるうちに段々と当時の輝きを取り戻していく弁護士には、やはりやる気をもらえます。
文章も読みやすく、どんどん読み進めることができました。

最初は「世界史全然知識がないんだけど…」と不安だったのですが、そんなこと問題にもならなかったです。

最初は図書館で借りたのですが、何度も借りるようになり…購入して手元に置くことにしました。

それにしても、王妃にとんでもないことを要求する裁判…すごいな。

フランス王妃=マリー・アントワネットのイメージしかなかったのですが、この頃の王妃は地味だったんですね。
それに民衆との距離も近いみたいですし。

王妃が弁護士のひげと髪の手入れをするシーンが一番のお気に入りです。
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